もし「自分のお店を開きたい」とあなたの旦那さんに告げたら

どんな反応をするでしょうか

「そんなお金どこにあるの？」「本当に売上とれるの？」

と、否定的な言葉を掛けられるかもしれません

でも真っ当なご意見ですので真摯に受け止めてください

今回は、1歳娘の子育て真っ最中だった私（しかも妊婦）が

2019年に旦那さんと交わした約束をお話しますね。

許可をもらうために行ったことを紹介します

開業を目指す方みなさんに知ってほしい心構えですので最後までご覧ください。

どうして否定されるのか

目標を持つことは素晴らしいことですが

商売をするには、お客様からお金をいただいて利益を出さなければなりません。

お菓子をつくることが楽しいなら、趣味でつくればよいはずです。

それで満足できるはずです。

そうではなくて、わざわざお店を開いてまで

達成したいことをはっきりとさせる必要があります。

『好きなことを仕事にしたい』『経済的に自立したい』

『今の生活よりも豊かになりたい』

人それぞれあると思いますが、漠然としていては

誰の心も動かせないので下記項目を参考に

開業プランを立てていきましょう

相手を納得させる開業プランを立てる

【①目標の状態】

【②最悪の想定】

【③理想のカタチ】

3段階に分けて考えることで一過性の感情に流されない

現実的な開業プランを作り上げましょう。

商品のことよりも、まずは自分がどうなりたいのかを

はっきりさせる段階です。

１つずつ解説しますね！

【①目標の状態】

このぐらい稼ぎたい、このくらい働きたいなど

この段階に持っていけたらまずまず成功だな！と思える状態を

明確にしましょう。必ず数字を用いてください

↓私の場合はこちら↓

・パートで稼ぐであろう月8万円と同じ利益を残すのが及第点

・それは月60万円の売上があれば達成する

・人は雇えないから平日に仕込んで、土曜日だけ販売する

・だから時間的にも子育てと開業は両立できる

【②最悪の想定】

実はここが1番重要です。まったく売上が立たない場合は

どうなってしまうのか、そうなった時にどう対処するのかの

プランを予め決めておきます

↓私の場合はこちら↓

・全く売れないならパートに出る

・昼パートで稼げるMAX値が10万円

・1カ月の最低運営維持費が10万円に収まる規模のテナントを借りる

・平日夜と日曜日の子育ての時間は確保する

・上記のため、赤字でなければ利益ななくてもいい

【③理想のカタチ】

ここのゾーンはただ楽しい妄想でいいです

【①目標の状態】を超えてうまくいった時は

どうなりたいかや、手に入れたいものなども考えてみてください。

子育て中の方は、子供が大きくなったら～でもいいですね

↓私の場合はこちら↓

・お店を広くしたい

・製造設備を増やしたい

・会社員時代の年収300万を超えたい

・朝は子供とのんびりしたい

・子供の教育資金はすべて私が稼ぎたい

開業プランができたら

私は上記の開業プランを引っさげて

『5年間、私を養ってほしい』と主人にお願いしました

「手元にあるお金だけで開業して5年経っても

成果が出ないなら、きっぱり諦めて再就職します

もし仮に利益が出るようになっても、それは

全て次への投資にまわして、お店をより良くしたいです。

だから5年間は無給で働きたいので養ってください。」

そう伝えて承諾してもらいました。

承諾してもらったのはいいものの、

5年後閉店するなんて絶対嫌ッ！！！！と心から感じて

いよいよお尻に火が付きましたね

火事場の馬鹿力で店名、商品、価格、デザインなどをどんどん決めていきました。

心が整ったから、一心不乱に頑張れたのだと思います。

どうして開業プランが必要なのか

旦那さんが稼いできてくれるお金は

旦那さんがラクに手に入れてる訳ではありません。

時にはストレスを溜めたり（むしろ常に？）

時には苦しい思いもしながら、それでもお金の為にと

言い聞かせて日頃頑張って働いているのかもしれません

だからこそ、あなたを心配しているのだと思います。

そんな旦那さんに納得してもらうためには否定される理由を先にクリアにしてしまいましょう。

無計画にやりたい気持ちだけをぶつけても現実が共わなければ不幸になるだけですので

1歩1歩、確実に進めていきましょうね。

ミモザショコラトリーでは

独立開業を目指すパティシエを支援する活動を始めています

1人で悩まないで一緒に解決していきましょう